【8月18日】
『チェコの警察はたちが悪い!
観光客とわかると すぐに捕まえて 何かとキップ切ろうとするから気をつけな!
スピード違反もしてないのに イチャモンつけてくるから その時は戦わないといけないよ!』
って ポーランドの車屋のオッチャンに忠告されてたから
この国では 運転にも 寝床にも いままでより 気を使う
実は 昨日の就寝場所は ぐるぐるまわって やっと見つけた 駐車場で
でも なんだか この駐車場 整っってて 良すぎる
何の駐車場だろうね…
不思議な気持ちがのこるものの 就寝
朝 になって 秘密があかされる
墓地です
ああ…どおりで…
気を取り直して 今日は 11カ国目 オーストリアへ
国境越えまえには かならず やること
のこったコインで 物資の調達‼
前の国のコインは 次の国ではつかえないからね
これが
これに
首都 芸術の街 Wien(ウィーン)にはいるまえにランチ
ここで
これを
Wien(ウィーン)
建物も教会も重量感がぜんぜん 違う
どこみても the ヨーロッパの彫刻の雨あられ
モテモテ彫刻
こんなデカイ教会が町のアチコチにある
中も凄い
一通り町を歩いて
さあ!オーストリア目的の! フンデルトワッサーの建築
うわーついにきちゃったよ!ホンモノだ!と大興奮
ウイーン生まれのユダヤ人で芸術家
左がフンデルトワッサーさん 右は彼の構想を現実のものにした建築家
お次は 同じ部落内にある フンデルトワッサーさんデザインの美術館へ
外観
内観
中庭のカフェテラス
フンデルトワッサーの絵が常時展示されていて
期間によって 他の人のアートが展示されている
僕らが訪れたときは 写真家 エリオット アーウィット氏のエキシビジョン
絵は 独特な色あい 時にユーモアに溢れ 時にメッセージ性があり
見ていて飽きない
エリオット氏の写真も見ごたえあり
感性をビリビリ刺激してくれる作品に触れ 充実した時間を過ごせた
モダニズムを嫌った彼の建築物は 角が無く 床もボコボコ
『ボコボコの床について』
平たい床は 人の能力を衰退させてしまう
ボコボコの床は 脚にリズムを与え
人間が本来もっている能力を引き出す
自然との調和を望んだフンデルトワッサー
2000年に航海中の船の中で心臓発作により死去後
彼の遺言どおり ニュージーランドの彼の所有地に埋葬
遺言 happy dead
僕が死んだら棺に入れないで 裸で僕の好きな木の下に埋めてほしい。
その木が僕の身体から十分に養分を吸えるよう 木の真下に体を埋める必要がある。
死んだあと大好きな木に生まれかわるんだ
もし人がそういう風にするなら 新しい生命ととてもちかく
死が 怖いものにはならない happy dead だ
昼間のうちに予約しておいた
フィガロホール(ベートーベンもここで演奏したことがあるらしい)での音楽会へ
芸術の町を堪能した一日でした
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