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2013年6月8日土曜日

Rainy Day






【5月30日】







フランスの田舎は雨が良く似合う  と感じた日







雪がチラつく中で目覚め      車の中でも白い息がでる



外も寒そう        窓の外には雪山





今日から 美しい村めぐり再開



車を走らせていると   雪はだんだん雨にかわってきた





 対向車がパッシング     これは この先で検問やってるよ   の合図

山道等よく見られる光景



知らせどおり    検問発見    


そして   初止められ  



『どこからきたの?』 


『日本』


『いや    そうじゃなくて      …     アンドラ?』


『あー  そうそう、   アンドラ』


『トランク見せてくれる』



カチャ






『オーーウ』



トランクの中の状態に変な声を出す警察官



和やかなムードでチェック終了




Saint Lizier


村に到着したのはいいけど     寒い     とにかく     寒い



持ってる服を総動員して  散歩開始





雨が激しくなってきた     教会に避難




中は薄暗く   よくわからない



先にきていたおばちゃんに  50セント入れるとライトが付く    と教わる



おばちゃん  小銭がなくて  ライトがつけられるず困っていたみたい




コインを投入     ライトがつくと 壁画が現れた







この場所は昔   


カトリック教徒がスペインの最東端へ何日もかけて巡礼する際の


ストップポイントだったらしい



この壁画が描かれたのはなんと1000年前‼


その時代の絵が今も残っていて それを開放しているのは珍しい


と おばちゃんが教えてくれた





教会をでると  雨はさらに強くなっていた


散歩を諦め



こんな日はどこかでゆっくりしようと  寝床探し開始


美しい村の一つ で就寝









旅の中で  通り過ぎるだけの場所がいくつもある


その時  その瞬間の空模様で        


自分の中でのその場所へのイメージが決定づけられる



そこにはきっと     もう二度といかない

そこには晴れの時もあれば雪の時もあり  色んな側面があるはずなのに

一度植えついたイメージはずっと消えないまま残るんだと思うと




何だか      不思議な感じがした












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